エアコンを効率よく聞かせる方法を2つ紹介します。定番の方法とあまり知られていない裏技の2つです。
特に暑さ対策を効率的に行いたい方必見です。
エアコンを効率的に使う方法
サーキュレータで空気を循環させる
一つ目はサーキュレータで室内の空気を循環させる方法です。
よく言われているこの手法ですが、そもそもなぜ空気を循環させる必要があるのでしょうか?その理由を説明します。
エアコンは温風/冷風を送り出して室内の温度をコントロールしようとします。しかしその風が行き届かない場所では同じ空気が滞留してしまいます。
そうするとエアコンは風が行き届いている自身周辺の空気の温度から、指定の温度になったと勘違いして運転を弱めてしまいます。これがなかなか思った室温にならない要因です。
この状態を防ぐために、サーキュレータで室内の空気を循環させるのです。
サーキュレータの生み出す空気の流れが、エアコンの送風とぶつからないよう角度調整して送風することがポイントです。部屋全体の対流をイメージして決めましょう。
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室外機に霧吹きを使う(冷房の場合)
2つ目は、霧吹きを使う裏ワザ的な方法です。
まずやり方を説明します。
まずエアコン(冷房)のONして室外機のファンが回り始めるのを待ちます。
ファンが回り始めたら室外機を狙って霧吹きで霧を噴射します。ポイントは室外機本体を狙うのではなく、室外機が霧を吸い込むよう背面を狙う点です。
霧がフッと消えれば(吸い込まれれば)上手くいっています
なぜこれで冷房の効きがよくなるのか説明します。
これを理解するためにはエアコンの原理を理解する必要があります。
冷房の場合、エアコン(の室内機)は冷たい風を出しています。そして室外機は熱い空気を出しています。これは室外機が室内の空気の熱を外へ放出し、そしてその熱を奪われ冷たくなった空気を室内機が吐き出しているからなのです(厳密には冷媒というものを介して熱のやり取りをしていますがここでは省略)。
なので部屋を冷やしているのは「室外機の熱を吐き出す」という役割の裏返しなのです。
では室外機はどのように熱を吐き出しているかというと、室内の熱を吸収し熱くなった室外機内部をファンで風を当てて冷やしているのです。
この「風を当てて冷やす」の効率を大幅に上げるために霧吹きで室外機内部を濡らす、というのが今回紹介した方法の本質です。
風が吹いたとき人間も汗かいてるほうが体温下がるのでそれと同じです
さいごに
エアコンは素晴らしい家電ですよね。ついつい長時間運転しがちなので効率よく活用したいですね。
ところで霧吹きには別のおススメ用途もあるのでこちらもチェックしてみてください。鳥のフンに悩まされている方はぜひ。
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