テニスを始めよう!と思いたって、まず考えるのがラケット購入でしょう。
ではどれがいいのか?
いやいやそれ以前にどんなメーカがあるのか?
適当にラケット買ったら
「ん?なんかこだわりあってそのメーカ?」とか「お!いきなり気合入ってるね!」
っていじられたら困っちゃうなぁと不安な方向けの記事です。
(まぁ珍しいと会話のきっかけにもできますけどね)
今回は性能面ではなく、メーカそのものの簡単な紹介と実際にテニスコートでどれくらい見かけるか(もちろん私視点)を書いていきます。
ちなみに先に結論を言うと、ウィルソン、バボラ、ヨネックスが日本では広く好まれている印象です。
テニスラケットの世界シェア
日本のコート上の事情を知る前に世界シェアを確認しましょう。
- ウィルソン(フィンランド) :28%
- ヘッド(オーストリア) :23%
- プリンス(アメリカ) :18%
- バボラ(フランス) :17%
- ヨネックス(日本) : 8%
- ダンロップ(イギリス) : 3%
- テクニファイバー(フランス): 3%
上記7社でほぼ100%ですね。
では順番に紹介していきます。
ウィルソン(Wilson)
テニスメーカーの代表格でしょう。
テニスに興味がなくても「W(ダブリュ)」のロゴはスポーツニュースで見かけるので知っている人も多いでしょう。
理由は単純に錦織選手が使用していることや、フェデラー選手という規格外に有名な選手が使用しているからでしょう。
日本のコート上でも多く愛用されていますが、一番多いという印象はありません。
ヘッド(HEAD)
テニスやスキーに興味がなければ知らないのが普通といったところでしょうか。
世界的には売れているヘッドのラケットも日本ではやや少なめの印象。
理由は、ヘッドのラケットは癖が強い(≒玄人向け)という時代があったためで、そのイメージが影響していると思われます。
しかし徐々にその傾向は薄れ、現行シリーズは扱いやすくなっております。
有名なジョコビッチ選手が使用するラケットはヘッドです。
プリンス(prince)
おおよそ40~60歳くらいの方たちには知名度の高いラケットメーカです。
なぜかというと1980年ごろに「デカラケ」と呼ばれた面の大きいラケットが流行ったのですが、それを作っていたのがプリンスだからです。
メーカは2012年に倒産し、その後支援を受けて再建したようです。
その影響かかつてほどの存在感を感じませんが、それでも世界シェアは十分ですね。
コートでも普通に見かけます。
バボラ(Babolat)
現在のラケットスペックの”普通”を見つけたといっても過言ではないメーカー。
その”普通”を俗に「黄金スペック」と呼びます。
バボラが黄金スペックを見つけて以来、多くのメーカが黄金スペックを中心に商品展開をしています。
ナダル選手が使用しているメーカでもあります。
日本でも非常に愛用者が多いです。なので個人的には世界シェアはもっと上かと思っていました。
ヨネックス(YONEX)
日本人でこのブランドを知らない人は少数派といえるでしょう。
部活帰りの学生やテニス部・バドミントン部の同級生が背負っていたあのメーカーです。
ロゴは2つの「y」であり、創業者の苗字「YONEYAMA」にある2つの「y」が由来だそうです。
日本のメーカということもあり、コート上でも多く見かけます。
大坂なおみ選手はヨネックスのラケットを使用していますね。
ダンロップ(DUNLOP)
ん?ラケットなんて作ってるの?と思う方が多いでしょう。
タイヤ(ゴム製品)で有名なブランドですね。
あまり見かけませんが、愛用者は少なからずいるようです。
テクニファイバー(Tecnifibre)
う~ん、見たことがない。
もしかしたら見かけていて、自分が気づけていないだけの可能性もありますが。。。
しかしショップには必ずあるので少数ながらも愛用者はいるのでしょう。
ガットのイメージのほうが強いですね。
まとめ
私個人がコート上で見かける割合は大まかに以下の通り。多い順に左から書いています。
多め(計70%)・・・バボラ、ヨネックス、ウィルソン
少なめ(計30%)・・・ヘッド、プリンス、ダンロップ
希少(未確認)・・・テクニファイバー、他全部(スノワート、ゴーセン、ミズノなど)
ラケット選びの前のメーカー選びに役立てば幸いです。
希少に分類したラケット持ってる人が隣のコートにいたら、気になって見てしまうかな。。。笑
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