好きなことを仕事にすべきか、という答えのなかなか見つからない議題。エンジニア経験10年の私なりに考えをまとめようと思います。理系・エンジニアの方の方に参考になればと思います。
好きなことを仕事にするメリット
好きなことを仕事にすると以下メリットがあります。
- 無意識に成長が早い
- ストレスが溜まりづらい
やはり「好き」の原動力は強いです。
興味があると、仕事中のストレスも勉強のストレスもかなり軽減されます。
(何なら学べる嬉しさが勝ることもあります)
仕事においてストレスが少ないことはめちゃくちゃ大きいです。
仕事は週5で9時間くらいありますからね。ストレスは日々積み重なりますので感情の負債を溜めないことは超重要。
もちろんストレスは人間関係や忙しさなどにも依存しますが、本質的には仕事の内容が重要だと思います。
私も好きな分野の仕事ができたときは、仕事でストレスは一切感じなかったです。
むしろ趣味のような感覚で取り組めていたので、一日はあっという間でした!
(あの日に戻りたい。。。)
好きなことを仕事にするデメリット、と落とし穴
正直、好きなことを仕事に「できれば」、デメリットはほぼないです。
せいぜい、したい仕事が「業界的に」給料が低い場合などくらいだと思います。
実際「やりがい搾取」なんて言葉があるくらい、人気な仕事は給料が低い(≒ブラック)だったりします。
ただここで1つ落とし穴があるので気を付けてください。
それは、好きなことを仕事にしようとして「できなかった」場合です。
どういうことかというと、希望する仕事のある会社に入社しても、配属でそのようにならなかった場合、最悪「したい仕事ができない上に、給料が低い」という状況に陥ります。
この状況になった場合、「だったら純粋に給料のいい会社に入ればよかった。。。」という感情になります。
配属先が確約されている入社であっても油断はできません。
数年後に、配属異動でそのポジションから外される可能性も十分にあります。
確約されていない場合は、入社後の配属でポジションを勝ち取る自身がある場合や別の部署に行っても耐えられるような企業を選びましょう。
具体的には、給料や勤務地などの他条件がある程度の希望を満たしていることです。
好きなことを仕事にすることだけに集中して、就職先を選ぶと上の状況に陥る可能性があります。
入社後の配属ガチャや異動を想像して、思い通りにならなかった場合の自分を一回イメージすることをおススメします。
おススメの仕事選び方法
「好きなこと(業務内容)」で仕事(就職先)を選ぶと、上で述べたような残念な状況に陥る可能性が高いです。
そこでおススメするのが「好きな業界」で企業を選ぶことです。
自分のしたいことを細かく分析して、それに合うような仕事を求めるのも間違いではないですが、少し大まかな感覚で好きなものを選ぶ方が幸せになれる可能ですが高いと私は感じます。
なので「好きな業界に入り、その中で好きなことが仕事になったらいいな」くらいの感覚をおススメします。
結局、仕事内容(配属)にはガチャ要素はあるので、「業務内容」と「業界」のどちらが良いかの期待値を考えてみましょう。
まとめ
給料面を受け入れられれば、好きなことを仕事にすることはとても良いです。
ただし、配属や仕事の内容は「会社に決定権」があるので、配属や異動が思い通りにならなくても大丈夫なよう他条件とのバランスを意識して、就職先を選びましょう。
特に「業界」は自分で選べるので、業界で企業を選ぶことをおススメします。
以下関連リンク。
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