今回は暑さ対策にも掃除にも活躍する「霧吹き」の魅力をお伝えします。
あまり知られていないだけで隠れた生活必需品なんです。
霧吹きの活躍の場は、主に暑さ対策、乾燥対策、掃除(屋内)、掃除(屋外)の4つです。
暑さ対策
エアコンの室外機に
エアコンは室内機が吸った空気を室外機が冷やして、その冷たくなった空気を室内機が部屋に再度送り込むことで室内の温度を下げています。
この原理からわかることは、室内の温度を奪い去っているのは室外機なのです。
つまり室外機を涼しくしてやれば(冷やせば)エアコンの効率は高まります。
そこで霧吹きの出番です。エアコン(冷房)の電源を入れ、室外機のファンが回りだしたところで室外機背面に霧をシュッシュッして吸わせます。
吸われた霧は室外機内の放熱フィンに付着し、気化熱により放熱効果を高めてくれます。
エアコンが最も電力を使う運転し始めの冷房効率を高めて、省エネ+即冷房の効果が得られます。
ここでの注意点は、室外機の外側に霧を吹きつけるのではなく、室外機に吸わせる点です。
ちなみに「バケツに水を入れて、そこからタオルを垂らしたものを室外機の上に置く」という手法があるようですが、タオルが飛んでトラブルになったり、そもそも物理的に室外機の上に置けない(置けても危ない)こともあると思うのでオススメしません。
外出前に自分に
「どうせ汗をかくならその前に少し濡らしておこう」作戦。
家出てすぐ人に会うわけではないので、ちょっとくらいならいいでしょう。
乾燥対策
これは言うまでもないですね。主に冬に部屋でシュッシュッと。
乾燥から肌や喉を守ります。
似たような対策で、軽く濡らしたタオルを一枚部屋に干すというのもあります。
どちらの方法も加湿器買わずに済み、場所を取らないのが最大のメリットですね。
霧吹きを用いるメリットは、景観を乱さない、持ち運び・移動が楽、他用途もある、など
掃除(屋内)
床掃除
フローリングの掃除にクイックルワイパーを使用している方は多いでしょう。
床(またはワイパー自身)を少し濡らすほうがごみがよく取れます。
また綿ホコリの場合は、ワイパーの風圧で一度取れたホコリがまた逃げたりしますが水分がいい感じに吸着してくれます。
手軽に水を落ち運べるので、網戸の水拭き掃除や床のちょっとした水拭きが捗ります。
網戸の掃除
実は網戸ってめちゃくちゃ汚れてます。
体感したい方は、濡れたタオルで拭いてみてください。びっくりするはずです。
もちろん濡れたタオルで拭く掃除でもよいですが、霧吹きを当てながらタオルで拭いたほうがきれいになります。
理由は、霧の粒子はタオルの当たらない部分(網戸の繊維が交差する部分など)に当たり、汚れを引き出してくれるからです。
ちなみに
あまり網戸の汚れを気にする人は少ないかもしれません。直接触るものでもないですしね。
ただ私は網戸とカーテンが接触して、カーテンが汚れるのがすごく嫌なので網戸もちょくちょく掃除をしています。
掃除(屋外)
地味に一番知ってもらいたい用途です。
何に使うかといいますとズバリ「鳥のフンの除去」です。
霧吹きのノズル部を回すと、勢いよく直線状に水を水鉄砲のように出せるよう切り替えれるもので行います。
触りたくないものを除去するのに水鉄砲が有効なのは想像に容易いでしょう。
車のボンネットやベランダの手すりなどにフンを見つけしだい狙い撃ちで除去しましょう。
車を所有していた時は常に霧吹きを車内に置いていました。
今思うとそれで霧吹きを生活必需品と認識したのかも。。。
オススメな霧吹きはどんなやつ?
ノズル先端を回して霧吹き↔水鉄砲を切り替えれる機能があるものです。
あと水の容量ですが、小さいと後悔します。頻繁に水を入れる羽目になります。
かわいくて小さいものは日用用途には向きません。
少なくとも300ml以上のものをお勧めします。
(ただ車載する場合はあまり大きいと邪魔なので置けそうなサイズを選んでください)
言うまでもなく、安く、簡単に手に入るのでぜひ活用してみてください。
デザインや色も色々で意外と選ぶのも楽しいです。
最後に
私はとても暑がりなので、暑さ対策や涼しいものが大好きです。
今後も役立ちそうなものがあれば記事にしていこうと思います。
暑さ対策つながりで
おススメのゲルクッションをまとめてみました。通気が段違いです。
ゲルクッションは蒸れないので本当に買ってよかったです。参考にご覧ください。
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